Linux Mint 22.3(開発コード名:Zena)が2026年1月13日に正式リリースされました。今回のバージョンは、Ubuntu 24.04 LTSをベースとしたLinuxディストリビューションの最新マイナーアップデート版です。
今回のアップデートでは、WindowsやMacをメインで使っている方にとっても、ストレスなくセカンドマシンとして活用できる安定性と洗練さが、さらに磨かれています。
本バージョンは「22.x」シリーズにおける最後の機能アップデートとなる見込みで、今後は2026年夏頃に登場予定の次期メジャーバージョン「Linux Mint 23」へ開発の重点が移っていくことになります。
アップグレードと入手方法
新規ユーザー: 公式サイトのダウンロードページからISOイメージを入手できます。
既存ユーザー: Linux Mint 22 / 22.1 / 22.2 を使用している場合は、アップデートマネージャー経由で直接アップグレードが可能です。
「アップデートマネージャー」を起動し「編集」>「”Linux Mint 22.3 Zena”にアップグレード」を選びます。

あとはウィザードに従います。

「リスクを理解して…..」にチェックを入れて「適用」をクリックするとアップグレードが自動的に行われます。
本バージョンは「22.x」シリーズにおける最後の機能アップデートとなる見込みで、今後は2026年夏頃に登場予定の次期メジャーバージョン「Linux Mint 23」へ開発の重点が移ります。
主な特徴と新機能
今回のアップデートは、劇的な変化よりも「安定性の徹底的な追求」に重きが置かれています。
- デスクトップ環境の最適化: 独自開発のCinnamonエディションを中心に、メモリ消費のさらなる削減とレスポンスの向上が図られました。
- ハードウェア互換性の向上: 最新のノートPCや周辺機器でも、インストールした瞬間から「当たり前に動く」範囲が広がっています。
- セキュリティの強化: Windowsとのファイル共有やネットワーク接続時でも、より安全に運用できるツールが更新されました。
Windows 11の要件を満たさずにWindows 10からアップグレードができないパソコンやサポートが終了してしまったMacなどでも、従来通り、快適に再利用が可能なものとなっています。
メニュー、アイコンの変更
見た目では、Cinnamonエディションの場合、メニューの表示方法、アイコンの配置がより洗練されています。
また、カテゴリー表示のいアイコンのようにモノクロのシンボリックアイコンが使われるようになり、インターフェーステーマがダークでもライトでも視認性がよく鮮明に表示されるようになっています。

メニューアイコン上で右クリック>「設定」で表示方法を細かくカスタマイズすることができます。

「システム情報」の充実
「システム管理」>「システム情報」アプリが大幅に改良され、システムの詳細な情報を得ることができるようになっています。

特に「USB」ページでは接続されているデバイスの場所を確認し、接続速度と消費電力を確認できます。これによりUSB機器にトラブルが発生した際に確認ができるようになっています。

「システムレポート」ページでは問題が発生した際に原因を調べるのに役立ちます。
Linux Mint 22.3についてのまとめ
1. 基本仕様とサポート期間
- ベースOS: Ubuntu 24.04 LTS
- カーネル: Linux Kernel 6.14(環境により異なる場合があります)
- サポート期間: 2029年4月までの長期サポート(LTS)が提供されます。
- 提供エディション: Cinnamon、MATE、Xfceの3種類が用意されています。
2. 主な新機能・改善点
- デスクトップ環境の刷新: Cinnamonエディションでは最新の Cinnamon 6.6 が搭載され、Waylandのサポート強化やアプリケーションメニューの再設計が行われました。
- 新しいシステムツール:
- システム情報ツール: ハードウェアの詳細をより正確かつ視覚的に表示する新しいページが追加されました。
- システム管理ツール: 管理作業を簡素化する新しいツールが導入されました。
- ビジュアルの改善: アイコンの明瞭化や、操作性を高めるための細かなデザイン修正が施されています。
- ナイトライトの改良: 新しい「Night Light」アプレットが追加され、システム起動時の自動スケジュール設定などが容易になっています。

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