AIに仕事を奪われる側から「使いこなす側」へ! AI活用3ステップと厳選ツール

現代社会で「AIに仕事を奪われる」という漠然とした不安を感じている方は少なくないのではないでしょうか?
しかし、その一方で、AIを「自在に使いこなす」ことで、圧倒的な生産性を手に入れ、新たな価値を生み出している人々もいます。

今回のオススメ YouTube動画は、リサーチから資料作成、さらにはコーディングまで、日常的にAIをフル活用されているデジタルアスリート株式会社のAI推進担当の河瀬 葵さんによるAI活用術の動画です。

河瀬氏のAI活用術を取り入れることで、「AIに仕事を奪われる」側から、「AIを使いこなす」側へと変わるきっかけを掴むことができそうです。
AI活用の基本は3ステップ「蓄積・整形・活用」。
約32分の内容を下記にまとめさせていただきました。併せてご覧いただくことで理解がさらに深まるかと思います。

記事の内容

AI活用の3つのステップ

  1. 情報の蓄積(リサーチ): 必要な情報を効率的に集める
  2. 情報の整形(整理・要約): 集めた情報を分かりやすく、使いやすい形に整える
  3. 情報の利用(アウトプット): 整形した情報を元に、新たな価値を生み出す

この3つのステップに沿って、彼が実際に使っているツールと具体的な活用法を見ていきましょう。

1. 【情報の蓄積】リサーチ時間を1/10にするAIツール3選

情報収集はあらゆる業務の基本ですが、最も時間がかかる作業の一つです。河瀬氏は目的別に3つのAIリサーチツールを使い分けています。

  • Felo:正確性を重視するならこれ。AIが嘘をつく「ハルシネーション」が少なく、正答率94%という高い精度で信頼できる情報を集めます。
  • Grok: ユーザーの生の声を知りたい時に最適。X(旧Twitter)の投稿をリアルタイムで分析し、世の中のリアルな意見やトレンドを把握できます。
  • Gemini Deep Research: 情報を深掘りしたい時に。単に調べるだけでなく、次に知りたがるであろう情報を予測し、先回りして提案してくれます。

【河瀬氏のワンポイント】

AIでのリサーチは、森岡毅氏が言うマーケティングの「解像度」でいう「横軸(広さ)」を広げる作業です。AIで二次情報を網羅的に集め、その土台の上で、ユーザーインタビューなどの一次情報で「縦軸(深さ)」を掘り下げていくことで、リサーチの質とスピードが格段に上がります。

2. 【情報の整形】面倒な資料作成はAIに丸投げ!

集めた情報を資料にまとめる作業も、AIに任せれば一瞬です。

  • NotebookLM: 大量のテキスト情報を放り込むだけで、その内容に特化した自分だけのチャットボットが完成します。さらに驚くべきは「音声生成機能」。長文の資料を読み込ませれば、内容を要約したポッドキャスト風の音声が自動で生成されます。まさに「無料のAudible」として活用できます。
  • Gemini (Canvas機能): テキスト情報をインフォグラフィックのように視覚的に美しいWebページ形式でまとめてくれます。プレゼン資料のたたき台作りにも最適です。

3. 【情報の利用】AIを「第2の脳」と「優秀な部下」にする究極連携術

情報の蓄積と整形ができたら、次はその情報を「利用」してアウトプットを生み出す番です。ここでもAIが活躍します。

  • Obsidian × Cursor: Obsidianは、メモ同士をリンクさせて知識を体系化できる「セカンドブレイン(第2の脳)」と呼ばれるツールです。ここに蓄積した情報を、AI搭載エディタのCursorに読み込ませることで、あなたの知識に基づいた高精度な文章やコードを生成させることができます。
  • ChatGPT (Projects機能&GPTs: 最新のAIモデルを使い、”自分専用のChatGPT“を作成できます。外部連携はできませんが、Xの投稿作成やサムネイルコピーの考案、画像生成など、特定のルーティン業務をこなす「自分専用ツール」として非常に優秀なものになっています。

番外編:作業効率を極限まで高めるマニアックなAI活用法

  • 音声ツール「Super Whisper: ヘッドセットから話すだけで、AIが自動で文章をまとめてくれるツールです。河瀬氏はこれを使って、5時間かかっていたSEO記事の執筆をわずか20分に短縮し、しかもその記事で検索3位を獲得した実績があります。タイピングが苦手な方や、思考を止めずに文章化したい方には革命的なツールです。
  • iPhone × AI活用法: あなたのiPhoneも設定次第で最強のAIアシスタントになります。
    • ChatGPTアドバンスボイスモード: AIと自然な会話が可能です。さらに、カメラでPC画面を見せながら「このキーワードを入稿したいんだけど、どうすればいい?」と聞けば、AIが画面を認識して操作方法を教えてくれます
    • ショートカットとAssistiveTouch: iPhoneのショートカット機能を使えば、「よく使う定型文の呼び出し」や「複数のアプリを連携させたタスクの自動化」が可能です。

まとめ

AIは「鬼に金棒」。あなた自身が「鬼」になろう

河瀬氏はAI推進のきっかけを「会社への恩返し」と語ります。

AIは『鬼に金棒』の金棒のように強力な武器です。しかし、それを扱う人間(鬼)がひょろひょろでは、金棒を振るうことすらできません。AIを使いこなすスキルと同時に、自分自身が『鬼』になる努力が不可欠です。(河瀬 葵氏)

AIのIQは130を超え、もはや人間が勝てない領域に達しています。

これからの時代は、「AIをいかにうまく使うか」が個人の生産性を大きく左右します。AIを味方につけながら、私の仕事も人生も、次のステージへと引き上げていければと思います。

出典

Webマーケティングのリアルをお届け!デジアス君チャンネル

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この記事を書いた人

情報環境コミュニケーションズ 代表
企業、団体のITコンサル、サポート、システム構築/管理、大学の招聘研究員として大規模調査の設計、集計の効率化、解析などを行っています。
最近ではAI開発環境の構築のサポートも行うようになってきました。
<著書>2008年〜2015年、テクニカルライターとして、週間アスキー、Ubuntuマガジン、Linux 100%, Mac 100%, Mr.PCなど多数のIT系雑誌に寄稿。

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