LinuxMintのVirtualBox上の仮想PCでWindows 11を稼働。

今回は、ミニPCにLinuxMintをインストールし、仮想化ソフトウェアのOracle VirtualBox上でWindows 11を動かし、マイクロソフトOfficeで書類を作成し、保存したファイルをLinuxMintでも共有できるようにする手順を見ていきたいと思います。

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LinuxMintで動かしているMiniPC

MiniPCの沼にハマりつつありまして、これで4台目。Ryzen 7 5700Uの機種にLinuxMintを入れて動かしています。

幸い24H2にアップデート済みの3台のPCは問題なく稼働しており、今回のVirtualBox上のWindows 11 24H2も同様です。

端末を開いて「neofetch」と入力しEnterすると表示されるスペックは次の通りです。

仮想化ソフトOracle VirtualBox

このMiniPC上で、仮想化ソフトであるOracle VirtualBoxを用いて、Linux Mint上でWindows 11を動かしています。

実機の搭載メモリーは16GBで、仮想PCのWindowsには半分の約8GBを割り当てています。

「ネットワーク」は”ブリッジ”にすることで、LAN上で独立した1台のパソコンとして認識されています。

MS Officeで書類作成〜共有

Microsoft365に契約しているので、この仮想環境のWindows 11にもインストール。この契約の場合、何台にでもインストールが可能で、5台まで同時に使用することができます。

今回は、MS Officeを用いて書類を作成し、ファイルの共有をクラウド経由で行う方法について動画にまとめてみました。

00:00 はじめに
00:24 Windows 11 ISOファイルを入手
01:39 Oracle VirtualBoxのダウンロード & インストール
03:43 VirtualBoxの起動〜仮想のパソコンを組み上げる
07:45 仮想PC=Windows 11を起動〜インストール
10:36 Windows 11インストール完了〜VirtualBoxの追加設定
12:43 GuestAdditonsにより画面サイズ(解像度)を自由自在に変更
14:29 Microsoft365のインストール
15:41 クラウド経由でファイルの共有

仮想環境内で動画編集

仮想環境でありますが、Windows 11がかなり軽快に動作するので、「もしかしたら動画編集もできるかも?」ということで「Fimora」の体験版をインストールしてみて、実際に上記の動画は、この仮想環境で動作するWindows 11のFimoraで編集してみました。

実機と変わらない感じでストレスなく編集でき、評判通り使いやすそうなので、Fimoraをサブスクで購入することにしました。

書き出した動画は、下記の記事の方法で、ホスト機であるLinuxMintのフォルダー(ビデオフォルダー)に保存。

完成した動画を、すぐにLinuxMint側で開いて、再生確認、追加の編集、YouTubeへのアップロード〜公開作業を行うことができました。

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いやぁ、最近流行りのMiniPC、コスパが恐ろしいです。

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