「Jupyter Notebook」は、人気のプログラム言語Pythonを、Webブラウザ上で記述し実行できる統合開発環境です。
LinuxMintではこのjupyter-notebookをトップ画の通り、ソフトウェアマネージャーでインストール可能です。
端末では「sudo apt install jupyter-notebook」で追加インストールが可能です。
追加後はメニューの「プログラミング」から起動できます。
起動後、背景が白いのでダーク系に変えたいが、pipインストールができない
初回起動後は背景が白いので、ダーク系に変更したいと思います。
Pythonでパッケージを追加インストールするには「pip」コマンドを用います。
ところが、いきなりjupyter-notebookのテーマを変更できる「jupyterthemes」を追加でインストールしようと、端末で「pip install jupyterthemes」とすると、エラー表示がでてしまいます。
LinuxMintでpipインストールができるようにする
LinuxMintには標準で「python3」が入っています。しかし完全ではありません。
まずは、python3をフルインストールしておきます。
sudo apt update
sudo apt install python3-full
python3の仮想環境を作成します。「venv」は仮想環境を作成や管理できるツールです。
python3 -m venv path/to/venv
仮想環境を利用可能にし、pythonの仮想環境内に入ります。
source path/to/venv/bin/activate
python3の仮想環境内でパッケージを追加します。
path/to/venv/bin/pip install <package-name>
今回は「pip install jupyterthemes」で背景テーマを追加インストールしました。
これにより、テーマを変更することができました。
なお、テーマについては、下記のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
Jupyter-notebookについて
以前は「IPython Notebook」という名前で、Python専用の開発環境だったのですが、現在ではPythonだけでなく、Rubyなど40以上の言語がサポートされるようになっています。
Jupyter-notebookでは、プログラムの作成、実行結果、作業メモ、グラフ、関連ドキュメントなどを、ノートブックと呼ばれるファイル形式にまとめて、一元管理することができて便利です。
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