”AI搭載の最強コードエディタ”「Cursor」。LinuxMintでも、もちろん利用可能です。具体的な手順をご紹介!

今や開発の定番といえばMicrosoftが無償で提供しているVisual Studio Code(VS Code)になるかと思います。あらゆる言語に対応し、さまざまな拡張機能によって使い勝手を向上させることができます。
特に、AIがプログラミングを支援してくれる「Github Copilot」が話題となりました。

一方で、このVS Codeから派生して開発されている”AI搭載の最強コードエディタ”として「Cursor」がさらに大きな話題となっています。

もちろんLinuxMintでも利用可能です。具体的な手順を見ていきましょう。

記事の内容

Visual Studio Code(VS Code)のインストール方法

LinuxMintでは「.deb」パッケージをダウンロードして、ダブルクリックすればカンタンにインストールできます。

https://code.visualstudio.com/download

AIがプログラミングをアシストしてくれ、コード補完やチャット機能を提供し、プロンプトの入力で動画の生成、ドキュメント作成などに至るまで開発全般のサポートをしてくれる「Github Copilot」を機能追加することもできます。

30日の無料トライアルのあとは個人の場合月額$10(年間$100)となっています。

下記の記事がわかりやすいと思います。

Github Copilotとは?使い方や料金、VScodeへの導入方法を解説
https://www.ai-souken.com/article/github-copilot-overview

AI搭載最強コードエディタ「Cursor」のダウンロード&設定

VSCodeからフォーク(枝分かれ)して開発が行われている「Cursor」は、ChatGPTを搭載しており、プログラミングのあらゆる作業を自動化、効率化できます。コードを自動で生成したり、デバッグを自動で行いエラーを修正してくれたり、プログラミングの不明点などをチャットで質問することができます。

LinuxMintで公式ページ https://www.cursor.com/ にアクセスし、「Download」をクリックすると「.AppImage」という拡張子がついたファイルがダウンロードされます。

このファイルはインストールすることなくそのままダブルクリックして利用できるファイルです。どこか分かりやすいフォルダーに保管して利用します。

ただし、実行権限を与える必要があるので、アイコンを右クリック。「プロパティ」を選びます。

「プログラムとして実行可能」にチェックを入れて閉じます。

これでダブルクリックすれば、利用できるようになります。

Cursorの初回起動〜Sign Up

初回起動時には「Language for AI」で”日本語”と入力し「Continue」

Cursorの今後の改善に協力するには「Help Improve Cursor」を、拒否する場合は「Privacy Mode」を選択します。

初回は「Sign Up」します。

Googleアカウント、GitHubアカウントでもサインイン可能です。

まずは日本語化を

赤枠で囲ったアイコンをクリックするとプラグインを検索 & 追加インストールできます。

検索窓で「日本語」で検索すると出てくる「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を追加インストールします。

インストール後、表示される「Change Language and Restart」をクリック。

いったんアプリが終了するので、再度手動で起動するとメニュー項目などが日本語化されます。

その他便利なプラグインが多数あるので、好み/必要に応じて追加していきます。

AIの使い方

「ファイル」>「新しいテキストファイル」でVS Codeと同じように、コードを書いていくことができます。

ここで、「Ctrl + K」でAIとのチャットウィンドウが開くので、要望を記述。AIは好みのものをリストから選べます。

「Generate」ボタンをクリックすると、

コードを書いてくれます。

OKであれば、「Ctrl + Enter」で”Accept=受け入れる”ことで正式にエディタ内にコードが記述されます。

これを例えば「StopWatch.py」と名前をつけて保存すれば、Pythonで実行できるようになります。

LinuxMintの場合、Python3が標準で入っているので、端末を開いて、「Python3」と打ち込んだあとに、「StopWatch.py」が保存されたフォルダーから端末上にファイルをドラッグ&ドロップすれば、AIが作成してくれたプログラムに従ってストップウォッチが表れて、実際に使用することができます。

いやぁ、以前はChatGPTとかでコードを書いてもらって、コードエディタにコピペしたりしていたのですが、実にカンタンになりました。

世の中、急速に進歩してますねー。

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