【OneDrive編】SSDの突然死に備えよ!自動バックアップはMicrosoft365のOneDriveにおまかせ!

MicrosoftのオンラインストレージであるOneDriveは無料版の場合5GBとなりますが、Microsoft365ユーザーであれば、MS OfficeやAIのCopilotに加えて1TBの容量のOneDriveが利用できます。

突然SSDが故障してしまうとパソコン内のデータ/ファイルを利用できなくなってしまい、大変なことになります。このような不測の事態に備えて「バックアップ」はとても重要です。

OneDriveやGoogle Driveなどのオンラインストレージを用いれば普段パソコンを利用している合間に、自動的に(知らぬ間に)ファイルのバックアップが行われるようにすることができます。

それでは具体的に見ていきましょう。

記事の内容

はじめに確認:OneDriveでバックアップを行う方法

今回はマイクロソフトのOneDriveについて見ていきたいのですが、何でもかんでもOneDriveに置いてしまうと、利用状況によっては、しばらくすると1TBの容量を消費してしまうこともあります。

OneDriveとパソコンの両方の保存容量考慮しながら利用することで、パソコンの突然の故障に備えることができることでしょう。

  • どのフォルダーをOneDriveにバックアップするかを決めておく
  • 日常的に使うフォルダーは、パソコン内とOneDriveの両方に置いておく
  • すぐに使わないフォルダーはOneDriveだけに置いておき、パソコンの容量を節約する

OneDriveに入りきらないデータ/ファイルは外付けドライブなどを用いるようにするといいでしょう。

OneDriveの設定変更

まずは、OneDriveの設定画面についてです。画面右下の「通知領域」にあるOneDriveのアイコン(雲のアイコン)をクリックします。

雲形のアイコンが表示されていない場合、「^」アイコンをクリックして追加表示されるアイコンの中にあるかもしれません。

「ギアアイコン」>「設定(B)」を開きます。

同期とバックアップ」画面が開いたら「バックアップを管理」をクリック。

ここで、どのフォルダーをバックアップするかを選択します。

まずは、ざっくりと、どのフォルダーをバックアップするかをここで決めておいて、その中のフォルダー/ファイルごとに、パソコンとOneDriveの両方に置くかOneDriveだけに置くかを選択することができます。

パソコン内とOneDriveの両方に置いておきたい場合

日常的に使うフォルダーなどで、ネットにつながってない状況でもすぐに使えるように、パソコン内とOneDriveの両方に置いておきたい場合には、ファイル/フォルダー上で右クリックして「このデバイス上に常に保持する」を選べばOK。カンタンですね。

OneDriveだけに置いておきたい場合

一方で、すぐに使わないファイル/フォルダーで、保存はしておきたいもので、パソコンの容量を節約しながらOneDriveにだけ保存しておきたい場合には、該当するファイル/フォルダー上で右クリックして「空き容量を増やす」を選べばOKです。

雲アイコンがついたファイルを利用するときは、ダブルクリックするとネットを通じてダウンロードが行われた上でファイルを開くことになりますので大きなファイルの場合には開くまで時間がかかります。

ネットにつながらない「オフライン」の際には、ファイルの利用ができないので、注意が必要です。

バックアップの状況を確認するには

バックアップの進捗状況はOneDriveアイコンをクリックして現れる場面で確認できます。

バックアップ中はパソコンの電源は切らない方がいいのですが、急いでいるときは大丈夫。
再度パソコンを起動したときに作業を再開してくれます。

アイコンによる状況の見分け方

丸い矢の表示があるフォルダーはバックアップ作業中であることを示します。(下図左)
フォルダー名に雲のアイコンが表示されていればバックアップは完了済みとなります。(下図右)

バックアップ作業中
オンラインのみのファイル
PCには保存されていない(エクスプローラーでは見えるけれど、開くときにネットからダウンロードされる)
ディスク容量は消費しない

最近開いたファイルはパソコン内に一時的に保存されます。その場合緑の枠だけのチェックマークが付きます。(下図左)
上記の「このデバイス上に常に保持する」を選ぶと、緑色で塗りつぶされたチェックマークがつきます(下図右)

ローカルにキャッシュ済みだけど、自動的に削除される可能性あり
一度開いたので一時的にPCに保存されている状態
容量が必要になったら、自動的にオンラインのみ(雲アイコン)に戻ることがある
このデバイスに常に保存するを選んだファイル
ネットがなくても常にオフラインで利用可能
容量を消費するが、自動削除されない

不測の事態に備えて

以上、たとえパソコンが壊れてしまったとしても、オンラインストレージにバックアップしておけば安心です。

新しいパソコンで、同じマイクロソフトアカウントにサインインすれば、「このデバイス上に常に保持する」としていたファイル/フォルダーがパソコン内に自動的に復帰しますし、「空き容量を増やす」としていたファイル/フォルダーは、エクスプローラーを通じてアクセスすることができます。

不測の事態に備えて、ぜひオンラインストレージを活用しましょう。

以前はトラブルが多く、仕様もコロコロ変更となったりして、実務では使いづらかったOneDrive。現在でも他者とのファイルの共有の際に問題が生じることがありますが、上記のようなシンプルな使い方であれば問題なく使えるようになってきています。
ネットワークの帯域が広く、安定している状況であれば、Google Driveと併用することも可能となります。その場合、「どちらに何を置くか」ルールを自分で決めて運用すること がポイントとなると思います。
そうすれば容量を有効活用しつつ、Office系とGoogle系の両方の強みを生かせることでしょう。

なお、高速なインターネットを利用している場合、Google Driveとの併用で、同期するフォルダーを分けながら運用することも可能かと思います。次の記事もあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人

情報環境コミュニケーションズ 代表
企業、団体のITコンサル、サポート、システム構築/管理、大学の招聘研究員として大規模調査の設計、集計の効率化、解析などを行っています。
最近ではAI開発環境の構築のサポートも行うようになってきました。
<著書>2008年〜2015年、テクニカルライターとして、週間アスキー、Ubuntuマガジン、Linux 100%, Mac 100%, Mr.PCなど多数のIT系雑誌に寄稿。

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