1996年、米国のUNIX系のコンピューター会社に着任した当時、サンフランシスコの書店に入るとWindows 95関連の書籍が山積みになっていました。そして回転式ラックには「チートシート」。
WindowsやMacの便利なショートカットやプログラミングの要点などがレターサイズに印刷されて、パウチ加工がされた「早見表」です。
BarChart社の「QuickStudy」シリーズとして人気を博し、大きな書店でよく見かけたものです。
もともと創業者の妻が司法試験の勉強中に要点をフローチャート形式の図にまとめたところ、同級生に大好評で、夫が大学の生協に持ち込んだところ、反響が凄まじく、会社設立に至ったんだと、会社の同僚に教えて貰ったことを思い出します。
今でも販売が続いているようで、とても懐かしい思いです。
なんで「Cheat=ズル」?
チートシートとは元々が「ズルい紙」、つまりカンニングペーパー。
米国ではあえて「チート・シート」という言葉が堂々と表に出たところが面白いんですよね。
大学の試験で教授が「レター用紙1枚分だけ手書きメモの持ち込みを認める」という運用が広く行われていたことから、これを公然とチート・シートと呼ぶそうで、「要点を凝縮した実用的な一枚」という意味に転じたんだそうです。
Emacsやviのリファレンスカード
私はUNIX系の会社だったため、GNU Emacs Reference Card や vi のリファレンスカードがとても役にたちました。
ソースコードにTeXの版が同梱されていて、同僚の多くが印刷して端末の脇に置いていました。
O’Reillyの “in a Nutshell” シリーズも同じ発想の延長線上にあるんだと思います。
Linux MintやAI関連のチートシートを作ってみました(もらいました)
そんな当時を思い出しながら、チートシートを作ってみました。(A4版両面)
というか、”チートして”Codexでお願いして作ってもらいました。
よろしかったら印刷してA4判のクリアケースなどに入れてお使いください。
ChatGPT CLI版のチートシート
Linux MintでもChatGPTのデスクトップ版を用いることは可能ですが、開発だとターミナルやVS Codeなどの「統合開発環境(IDE)」を用いる方が効率的かなぁと思います。(A4版両面)
Claude Code CLI版のチートシート
Google Antigravity CLI版のチートシート
マークダウン記法のチートシート
Markdown(マークダウン)は、普通の文章に簡単な記号を加えて、見出しや箇条書きなどを表現する書き方ですが、AIはインターネット上の大量のテキスト(プログラミングのコードや説明書など)から学んでおり、その多くにマークダウンが使われているため、AIの「得意な言葉」になっているんですね。


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