【無料!】読みやすさで差をつける!Google Fontsの「UDフォント」導入ガイド

WindowsやMacとLinux Mintを併用する中で、避けて通れないのが「フォントの違和感」です。資料を開いたときに文字が読みにくかったり、レイアウトが崩れていたりすると、仕事のモチベーションも下がってしまいますよね。

今回は、そんな悩みを一気に解決する「Google Fonts」の活用、そしてビジネスの正解である「UD(ユニバーサルデザイン)フォント」の導入について見ていきたいと思います。

記事の内容

そもそも「Google Fonts」とは?

Google Fontsは、Googleがオープンソースとして提供している無料のフォントライブラリです。

世界各国語に対応している膨大なフォントライブラリーから様々なフィルターで好みのフォントを探し出すことができます。

日本語のフォントも多数あって、「Filter」の「Language」で”Japanese”を選べば一覧で表示されます。

入手したいフォントがあったらまずはフォント表示部分をクリックして個別のフォントのページを表示させて「Get Font」でダウンロードすることができます。

このGoogle Fonts、本来はWebサイトのデザインをどのデバイスで見ても統一するために作られたもの(Webフォント)なのですが、実は誰でも自由にダウンロードして自分のパソコンにインストールして利用することができます。

  • 完全無料: 商用利用も含めて、ライセンス費用を気にせず使えます。
  • 高品質: プロの書体デザイナーが制作した、視認性の高いフォントが揃っています。
  • マルチプラットフォーム: Windows、Mac、Linuxのすべてに同じフォントを入れられるため、「OSが変わるとフォントが変わる」という問題を防げます。

*Google Fontsのよくある質問はこちら

イチオシは「UDフォント」

今回の特集で最もおすすめしたいのが、Google Fontsでも配信されている「UD(ユニバーサルデザイン)フォント」です。

UDフォントとは、「より多くの人にとって、読みやすく、読み間違えにくい」ことを目的に設計された書体のこと。ビジネス文書において、UDフォントを採用する意義は非常に大きいです。

UDフォントを選ぶ3つのメリット

  1. 読み間違いの防止: 「1」と「l(エル)」、「3」と「8」など、似た文字の判別がしやすいため、数字が重要な資料で威力を発揮します。
  2. 疲労の軽減: 文字の形がクリアで視認性が高いため、長文の資料を読んでいても目が疲れにくくなります。
  3. プロフェッショナルな印象: 安定感のある書体は、信頼感のあるドキュメント作りに直結します。

特に、日本を代表するフォントメーカー・モリサワが提供する「BIZ UDゴシック / BIZ UD明朝」は、Google Fontsから無料で入手でき、ビジネス文書のデファクトスタンダードになりつつあります。

Linux Mintへのフォントインストール手順

Linux Mintでダウンロードしたフォントを使えるようにする手順は、驚くほど簡単です。主に2つの方法があります。

方法1:フォントビューアで1つずつ入れる(初心者向け)

一番直感的な方法です。

ダウンロードしたフォントは”.zip”形式で圧縮されています。

 右クリックして「ここに展開」します。展開されたフォルダーの中にあるフォントをダブルクリックします。

すると「フォントビューア」という書体見本が開くので右上の「インストール」ボタンをクリックすればOKです。

方法2:フォルダにまとめて入れる(一括導入向け)

複数のフォントファイルを一度に入れたい場合には次の手順で行います。

  1. ファイルマネージャー(Nemo)を開き、ホームディレクトリ(自分の名前のフォルダ)に移動します。
  2. 「表示」メニューから「隠しファイルを表示する」にチェックを入れます。
  3. .local > share の順にフォルダを辿り、そこに fonts という名前のフォルダを新規作成します。
  4. 作成した fonts フォルダの中に、ダウンロードしたフォントファイルをすべてコピーします。
  5. いったんログアウトして再ログインすれば、新しいフォントが使えるようになります。

*ターミナルを開いて以下のコマンドを実行すれば、再ログインしなくても、すぐに設定が反映されます。

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まとめ:統一されたフォント環境が「仕事の質」を上げる

Google Fontsから「UDフォント」を導入することで、Linux MintはWindowsやMacと完全に共存できるビジネス環境へと進化します。

「Linuxだからフォントが他とは異なるのは仕方ない」と諦める必要はありません。
最近は提案書、プレゼンなど、あらゆる対外的な文書はユニバーサルフォントにしていますし、PCの表示フォント、Google Chromeのデフォルトのフォントもユニバーサルフォントに統一しています。

視認性の高さはもちろん、小さい文字の誤読がなくなっているように思います。

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この記事を書いた人

情報環境コミュニケーションズ 代表
企業、団体のITコンサル、サポート、システム構築/管理、大学の招聘研究員として大規模調査の設計、集計の効率化、解析などを行っています。
最近ではAI開発環境の構築のサポートも行うようになってきました。
<著書>2008年〜2015年、テクニカルライターとして、週間アスキー、Ubuntuマガジン、Linux 100%, Mac 100%, Mr.PCなど多数のIT系雑誌に寄稿。

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