Ryzen9 MiniPCに14種類のLinuxディストリビューションをVirtualBoxで一斉に同時稼働

Amazonで購入したAOOSTAR ミニPC 「GEM12」
CPU:Ryzen9 6900HX メモリー:32G SSD:1TBというスペック。最大4画面出力も可能で8万円を切る価格。
OSはWindows 11 Pro。

おそらくAsianエディションのボリュームライセンスの切り売りだと思います。
それにしても最近のミニPCのコスパの良さ。この数年、すっかり自作でPCを組む気が失せています。

この低価格、高スペック(私にとっては)のミニPCにVirtualBoxを入れて、Debian系のLinuxディストリビューションを仮想環境で起動させることに。

インストール用のISOイメージファイルは理化学研究所のサーバから一気にまとめてダウンロードしました。めっちゃ速いです。北陸先端研のサーバーもオススメです。

VirtualBoxで一つ一つ仮想PCを組み上げてISOイメージを用いてインストール。

最終的には14種類を同時に稼働させてみることになりました。

11種類のLinuxでぃ1同時に稼働中
まったくストレス無く余裕で稼働できています。

14台の仮想マシンで同時に大容量ファイルのやり取りなどをしてしまうと、さすがにメモリー、WiFiが手一杯になってしまうと思いますが、私一人での平行作業は3~4つが限度ですので、実際には大した負荷にはなっていないわけです。

それぞれのディストリビューションには特徴があって、デスクトップ環境が軽量なものからそうでもないものまであります。軽量なものは機能を削ぎ落しているため、使い勝手は低下してしまいますよね。

で、結局、総合的にみて、やっぱり使い勝手がいいのはLinuxMint Cinnamonエディションだなだぁと。

2025年10月にはWindows10のサポートが終了。

Windows11へのアップグレード対象ではないPCをサブ機として活用し続けたい場合、初めてLinuxを利用するならば、いろんな面でLinuxMintがいいんじゃないかなぁ、と思います。

この模様を動画にまとめました。併せてご覧ください。

00:00 はじめに
00:54 ミニPCで、仮想PCを何台稼働できるか?を検証
01:26 最初にメモリー使用量をチェック
01:55 MX Linux上でYouTube動画を再生~仮想PCを次々と起動
04:15 6台の仮想PCが稼働したところでメモリー使用量をチェック~さらに次々と起動
05:54 13台の仮想PCが稼働したところで2台+ホストPCでYouTube動画を再生、メモリー使用量を確認 
09:28 さらにもう1台でYouTube再生すると…
10:10 仮想マシンでも書類作成など可能、動画編集は? 1
11:08 さらにもう1台仮想PCを立ち上げます
12:12 さいごに

◆動画内で、同時稼働させた仮想PC

1,Samba File Server Debian
2,MX Linux KDE
3,Ubuntu 24.04
4,Ubuntu Budgie24.04
5,Linux Mint 22Cinnamon
6,Lubuntu 24.04
7,Xubuntu 24.04
8,LinuxMint 22 Xfce KDE
9,LinuxMint 22 Xfce Twister
10,Kali Linux 2024.3
11,MX Linux fluxbox
12,Debian 2.7
13,Fedora 40
14,BunsenLabs Linux

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