今回、「Windows 10超小型MiniPCを中国の通販サイト「geekbuying」で購入。深センからDHLで3日目に到着」したわけですが、すでに中国語で設定されてしまっている状況にあります。
一昔前では、日本語版のWindows、あるいは言語パックを別途購入する必要がありました。
Windows 10では、インターネットに接続することで、日本語化はもちろん、世界各国語への対応が簡単に行えます。
その手順を見ていきましょう。
#当記事では中国製Mini PCの日本語化の手順を記しています。記事内で「クリック」と表記していますが、タブレットでも同じ手順で日本語化が可能です。タブレットの場合「タップ」と読み替えてください。
いったん英語化を
少し遠回りになりますが、いったん英語表示にした方が作業が楽になるかと思います。
デスクトップ画面左下のWindowsアイコンをクリックし”ギアアイコン”(日本語だと「設定」)をクリック。
「設定」画面が開くので、下の画像の赤枠部分「”A”、”字”、”時計”が組み合わさったアイコン」をクリックします。日本語版であれば「時刻と言語」になります。
左側のリストの2番目を選択し、赤枠部分(=日本語だと”言語を追加する”」をクリック。
ここでいったんログアウトします。Windowsアイコンをクリック>ログイン名をクリック>「Sign out」をクリック
再びログインしなおすと、大部分が英語化されます。(まだ一部中国語のままの部分もありますが。)
日本語環境の追加
再び、「設定」の下の画像の赤枠部分(=日本語版であれば「時刻と言語)をクリック。
左側のリストの2番目を選択し、赤枠部分(=日本語だと”言語を追加する”」をクリック。
言語の一覧の中から「日本語」を探してクリックします。
リストに「日本語」が加わるのでその辺りをクリック。
一覧に「日本語」が加わりました。
「Set as default」をクリックして、日本語を標準の言語として指定します。
ここでWindowsアップデートを求められます。
Windowsアップデート
日本語の言語パックは「Windows Update」を通じてダウンロード&インストールされます。
また、購入したてのPCはシステムが古い状態であることがほとんどなので、製造日以降のアップデートも合わせてインストールしておきます。
下の画像のように「日本語」が最上段に表示されたら準備完了です。
システムの更新も行っているので、ここでいったんシステムを再起動しておくといいでしょう。
システムが再起動されて再度ログインすると、デスクトップは日本語化されていることでしょう。
あとは残りの設定です。
再び、「設定」>「時刻と言語」を開きます。
タイムゾーン、「国または地域」の設定
「日付と時刻」で「タイムゾーン」を(UTC+09:00 大阪、札幌、東京)にしておきます。
「地域と言語」では、「国または地域」の欄で、一覧から「日本」を選びます。
「言語」で、日本語部分をクリックし「オプション」をクリックします。
下の画像のような「言語のオプション」が開きます。
音声認識、キーボードレイアウトの日本語対応
「手書き入力」、「音声認識」の追加ダウンロードが行えるようになっています。
本稿執筆時点では「手書き入力」は日本語環境では対応していません。
「音声認識」は、日本語に対応しています。
続いて、「ハードウェアキーボードレイアウト」の「レイアウトを変更する」をクリックして、使用中のキーボードに合わせて選択します。
通常の日本語用キーボードは「日本語キーボード(106/109キー)」が選ばれていればOKです。
スタートメニュー
あと、目立つところとしては、スタートメニューの見出し部分が中国語のままになっています。
ここは、自分で見出しを書き換えて対応を。
ログイン画面など、ところどころ中国語が残ってしまう部分も見受けられるのですが、元の言語のシステムファイルが残存してしまっている事が原因の一つとして考えられます。システムアップデートを繰り返していくことで、入れ替わっていくものと思います。
以上で日本語化の手順は一通り完了となります。