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ストレージ容量が少ないタブレットでも、Windows 10 Anniversary Updateを実行する。

ストレージ容量が少ないタブレットでも、Windows 10 Anniversary Updateを実行する。

2016年8月2日にマイクロソフトから配信となった、Windows 10正式公開1周年記念の大型アップデート、「Windows 10 Anniversary Update」なのですが、更新ファイル自体はシステムを全て入れ替えるほど大規模なもので、更新作業には20GBの空きディスク領域が必要となります。

タブレットなどで元々のストレージ容量が少なく(32GBなど)、どうやっても20GBの空き領域を確保できず、アップデートを実行できない場合があります。

そんな場合、別途USBメモリーなどでインストールメディアを作成した上でインストール作業を行うことで実行が可能です。

早速手順を見ていきましょう。

手順

  1. 8GB以上のUSBメモリーを用意します。(中身はすべて消去されますのでご注意を!)
    また、作業には約10GB以上の空き容量が必要です。内蔵ストレージに空き容量が無い場合には、MicroUSBメモリーを装着することでも対応できます。
  2. Microsoftが提供している「MediaCreationTool」をダウンロード
  3. 「MediaCreationTool」を用いて、最新のWindows 10のインストールメディアを作成
  4. 「MediaCreationTool」を使って最新のWindows 10(Anniversary Update)にアップデート

1、USBメモリーの用意

Windowsタブレットの多くはMicroUSBが標準で、”普通のUSB”ポートが無い場合があります。

「USB→MicroUSB」変換アダプターを用いるなどして、タブレットでUSBメモリーを直接接続して使えるように準備します。

2、「MediaCreationTool」の入手

Windows 7,/8.1からWindows 10にアップグレードした時にUSBメモリーを用いた方にとってはおなじみの方法です。

Windows 10 Annversary Updateのバージョンは「1607」。中身をゴッソリと丸ごと入れ替えてしまうくらいのアップデートとなります。

こちらの、「Windows 10のダウンロード」ページを開きます。

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「ツールを今すぐダウンロード」をクリック。

デスクトップなどに保存します。

上の画面の右側の赤枠部分のようなアイコンが保存されたらダブルクリック(タップ)で起動させます。

3、最新のWindows 10のインストールメディアを作成

下の画面が出たら「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択。

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「言語」は日本語を選択。「アーキテクチャ」は”両方”にしておけば、他のPC/タブレットでも利用できるようになります。

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下のような「プロダクトキー」に関する注意書きが表示されます。ここで注意が必要なのは、Windows 10がどの”エディション”であるかを確認しておく必要があることです。

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Windows 10には、Home, Pro, Enterpriseなどの”エディション”があります。

「設定」>「システム」の「バージョン情報」の「エディション」欄に表示されるので、確認しておきます。

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複数のPC/タブレットを所有していて、「Windows 10 Pro」のパソコンで作成したインストールUSBを、「Windows 10 Home」で使用してしまうと、アップデート後に「Windows 10 Pro」用のプロダクトキーの入力を求められてしまいます。

くれぐれもご注意ください。

「使用するメディアを選んでください」という画面で「USBフラッシュドライブ」を選択します。

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USBメモリーを装着し、画面上でドライブの選択、最新のWindows 10のダウンロード、メディアの作成などが自動で行われます。ネットワークの状況に応じて時間がかかります。

下の画面が出たら無事完了です。

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4、作成したUSBメモリーで最新のWindows 10(Anniversary Update)にアップデート

アップデートを行いたいタブレットにUSBメモリーを装着した状態で中身を開きます。
「setup」をダブルタップ(クリック)します。

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次の画面が表示されたら、余計な混乱を避けるためには、更新プログラムについては「今は実行しない」を選んでおいた方が無難かと思います。

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プライバシーについて気になる方は「Windowsインストールの品質向上に協力する」のチェックはオフに。

空き容量が不足しています」という表示が出てしまったら、本体に装着しているMicroSDカードを選択/指定することができます。この場合、MicroSDカードに10GB以上の空きが必要です。

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「更新」ボタンをタップ。

「引き継ぐ項目を選んでください」という画面では、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選びます。「何も引き継がない」を選んでしまうと、まっさらな状態になってしまいますのでご注意を。

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「インストールする準備ができました」という画面が出たら、「インストール」ボタンをタップします。

以上の手順で、搭載ストレージ容量/空き容量の少ないタブレットでも最新のWindows 10 「バージョン:1607」にアップデートが可能となりました。

このように余分な手間はかかりますが、冒頭に書いたように、ネットが不安定で更新がうまく行えない/途中で止まってしまう、などのトラブルが生じてしまったPC/タブレットでも無事にアップデート作業を完了することができました。

 

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