月に一度は、「ディスク クリーンアップ」を!

パソコンの動作が遅くなってしまった時に、試してみたいことの一つが「ディスク クリーンアップ」です。

インターネット閲覧時に作成される一時ファイルや、インストール済みのプログラムファイル、さらにはOSが生成したエラーレポート、OSアップグレード時の一時ファイル、Windows Updateで適用した更新プログラムやデバイスドライバーパッケージなど、ユーザーの目の届かない所に置かれている不要なファイルをまとめて削除してくれるツールです。

特に、Windowsでは、月に一度、日本では原則として毎月第二木曜日にシステムの更新が行われるのですが、最近の更新は数GBに及ぶこともあり、大量の「廃棄物」がディスクの中に知らず知らずのうちに溜まっているかも知れません。「ディスクのクリーンアップ」、月に一度は行うことをオススメします。

ファイル・エクスプローラーを開いて、「ローカルディスク(C:)」を表示させます。

Windows 8.1以降の場合、左ペインで「このPC」を選ぶと表示されます。

001Propatie

「ローカルディスク(C:)」のアイコン上で右クリック。

一覧から「プロパティ(R)」を選びます。

プロパティ画面が表示されたら、「全般」タブにある「ディスクのクリーンアップ(D)」をクリック。

002CeleanUp

次の画面が現れて、削除可能なファイルの収集が始まります。

003examing

始めて行う時には、かなり時間がかかるかも知れません。気長に待ちましょう。

不要と判断されたものが一覧で表示されます。

下の画像の場合、削除候補は326MBとなっていますが、かなり使い込んでいるPCで始めてこの作業を行うと数GBにも及ぶことがあります。

一項目ごとにマウスで選択すると、不要のファイル群についての詳細が、画面下部に表示されるので、一つ一つ確認して、チェックボックスにチェックを入れて削除するファイル群を選択していきます。

005OK

「OK」をクリックすると、下記の確認画面がでるので「ファイルの削除」をクリックします。

006del

ファイルのクリーンアップが行われます。

007cleanup

以上が「ディスク クリーンアップ」の基本操作となります。

さらに、システムファイルをクリーンアップする方法を見ていきましょう。

ディスクの空き容量が逼迫しているときには

32GB~64GBのタブレットの場合など低容量のPCの場合、ソフトウェアをたくさん入れると空き容量がすぐに少なくなってしまうことがあります。

特に、Windowsでは、一定時間に復元ポイントを作成しシステムファイルの保護を行っています。これは更新プログラム、アプリケーションインストール前に作られることもあります。この復元ポイントは、ディスク容量が許す限り増えていく仕組みとなっています。(ユーザーによって確保する容量を決めることも可能となっています。)

これにより空き容量が少なくなってしまっているときには、Windowsの動作がとても遅くなります。そんな時には「システムファイルのクリンアップ(S)」を試してみるといいでしょう。

下の画像の赤枠のボタンをクリックします。

011SystemCleanUp

慎重に一項目ずつ、ファイルで選択して画面下部の「説明」をよく読んで、削除するものにチェックを入れていきます。

012deleateFile

「以前のWindowsのインストール」とは、例えばWindows 7から8にアップグレードした際に保存されているものです。この項目については慎重に!
今後ダウングレードすることは無い、という場合だけチェックをいれましょう。

013OldWindows

ここで「OK」をクリックすると、確認画面が現れて「ファイルの削除」を選ぶことでまとめて不要なファイルが削除されます。

さらに、「その他のオプション」タブを開いてみます。

021ShadowCopy

「プログラムと機能」欄の「クリーンアップ」をクリックすると、コントロールパネルが表示され、プログラムのアンインストール画面が開くので、手動で不要なアプリケーションを削除します。

「システムの復元とシャドウコピー」欄の「クリーンアップ」をクリックすると、古い復元ファイルをまとめて削除し、より多くの容量を確保することができます。

021delete

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