Windows 10は、昔と違って、世界各国の言語に対応しています。「海外版Windows 10を日本語化。中国語PCを日本語化する。」という記事で紹介したような手順で、他の言語環境に切り替えて使用することができます。
これにより、メニューなどの表示言語を変更したり、追加しておいて切り替えて使ったりすることができるのですが、それはログイン後の言語環境だけとなります。
ログイン前の画面表示には反映されず、元の言語で表示されてしまいます。また、新たなユーザーを作成した時に、元の言語の環境になってしまいます。
今回は、ログイン前の画面表示も、新規ユーザーの環境も日本語化する手順を見ていきます。
コントロールパネルを開きます。
画面左下のウィンドウズロゴ(スタートメニュー)上で右クリック。
一覧から「コントロールパネル(P)」を開きます。
「表示方法」が「カテゴリ」になっているいるところで、「時計、言語、および地域」をクリック。
続いて「言語」をクリック。
左サイドにある「日付、時刻、または数値の形式の変更」をクリック。
「地域」設定画面が別途表示されたら「管理」タブをクリックして「設定のコピー(O)…」をクリック。
ここで「ようこそ画面」と「新しいユーザーアカウント」を確認します。
上の画像の例では、どちらも中国語表記となってします。
「現在のユーザー」は、日本語となっています。
そこで、「現在の設定のコピー先:」の二つの項目にチェックを入れて、「OK」ボタンをクリック。
画面の案内に従って「今すぐ再起動」をクリックすると、再起動後にはログイン画面が日本語となっていることでしょう。
また、「新しいユーザーアカウント(N)」にもチェックを入れておいたことで、ユーザーを新たに追加した際に、日本語環境で利用できるようになります。