2016年8月2日にWindows 10 Anniversary Update(1607)がリリースされて、早いもので1ヶ月ほど。
弊社の顧問先のお客様の環境では、深刻なトラブルは生じていないようですが、個人所有のノートPCで、電源投入時に、あの忌々しい”ブルースクリーン”が出てしまい、起動不能となってしまったという相談を何件か受けています。
何度か連絡をいただいた中で、1607にアップデートしたら、NAS(ネット上に置かれたストレージ)にアクセスできなくなった。そもそもネットワーク・リソースが全く表示されなくなってしまったというものが数件ありました。
その状況と対応について共有させていただきます。
エクスプローラーで、「ネットワーク」をクリックした時に、トップ画のように表示されてしまった場合、いったん「OK」をクリックします。
Anniversary Update(1607)は、システムの内容をまるごと入れ替えてしまうほどの大規模なアップデートなので、ネットワークの設定がリセットされてしまうのかも知れません。
うまく行けば・・・
下の画像のように、ウィンドウ上部に黄色い帯が表示され、その中に「ネットワーク探索とファイル共有が無効になっています。・・・・」と表示されれば話は簡単。
文字で書かれているようにこの黄色い帯部分をクリックします。
帯の色がブルーになり、クリックした部分にボタンが現れます。
ここで「ネットワーク探索とファイル共有の有効化(T)」をクリックします。
下の画像のような表示が出たら、「いいえ、・・・プライベートネットワーク・・・」を選択してクリックしておくのが無難です。
しばらくしてネットワークのリソース(接続されている機器類)が表示されたら成功です。
もう一つの方法
「スタートメニュー」を右クリック>「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット」>「ネットワークと共有センター」を開きます。
「問題のトラブルシューティング」をクリック。
「共有フォルダー」をクリックして、”問題を検出して解決”を試みます。