情報環境コミュニケーションズ

埼玉県さいたま市で士業を中心にIT関連全般のサポートを行っています。

PCが起動できないときに備えて、Windows 10の「インストールメディア」を作成<アップデート>

PCが起動できないときに備えて、Windows 10の「インストールメディア」を作成<アップデート>

いろいろ手をつくしたけどパソコンの不具合が解消しない。パソコンが起動すらしない。そのような事態に備えて、Windows 10のインストールメディアを作成しておきましょう。

#2015年7月29日に正式リリースとなったWindows 10は、昨年秋の「バージョン1511」という大型アップデートに続いて、2016年8月2日に「バージョン1607」となる「Windows 10 Anniversary Update」を配信しています。今後の不具合のためにも、最新のものを作成しておきましょう。

作成できるのは2種類。USBメモリーかDVDディスクです。

USBメモリーの場合は8GB以上のものであれば十分でしょう。(状況によって必要な容量は変わり、4GBで収まる場合もあります。)
DVD-Rディスクの場合は空のもの1枚を用意しておきます。

(1)事前に確認すべきこと

まずは、自分のWindows 10についてチェックしておきましょう。

キーボードの「X」を押しながら「Windowsキー」を押してメニュー一覧が出たところで、「システム(Y)」を表示させます。

「Windowsのエディション」と「システムの種類」の2点を確認しておきます。

win10edition

「Windowsのエディション」が、「Windows 10 Pro」なのか「Windows 10 home」なのか。あるいは「Enterprise」か。

「システムの種類」が、「64ビット」か「32ビット」か。

これら2点を事前に確認しておきましょう。

(2)インストールメディアの作成アプリをダウンロード

Windows 10のダウンロードページ」にジャンプします。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

2016-08-22_104229

「ツールを今すぐダウンロード」ボタンをクリック。

すると「MediaCreationTool」のダウンロードが行われます。「ダウンロード」フォルダーなど、わかりやすいところに保存します。

保存できたら「MediaCreationTool」をダブルクリックで起動します。

管理者権限での実行を求められるので「はい」を。続いてライセンスへに「同意する(A)」をクリック。

「準備ができるまで少しお待ちください」との表示に続いて、次の画面が表示されたら「他のPC用にインストールメディアを作る」にチェックを入れて「次へ(N)」をクリック。

2015-08-13_124539

起動したら「他のPC用にインストールメディアを作る」にマークを入れて「次へ(N)」をクリック。

「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外しましょう。

 

言語は「日本語」を、「アーキテクチャ」で「両方」を選んでおけば無難でしょう。

2016-08-22_104948

「次へ(N)」をクリック。

2016-08-22_105214

作業中のPCについて、冒頭で「Windowsのエディション」が、「Windows 10 Pro」なのか「Windows 10 home」なのかをチェックしました。

ここで作業中のPCが「Windows 10 home」の場合、作成するインストールメディアは「Windows 10 home」用のものとなってしまいます。

ややこしいのですが、「Windows 10 Pro」で動くPC上で、インストールメディアを作成した場合、「Windows 10 Pro」用のものとなります。このメディアで「home版のWindows 10」をクリーンインストールしようとすると、「Windows 10 Pro」のライセンス認証を求められてしまうので注意が必要です。

2015-08-13_124629

使用するメディアによって、「USBフラッシュドライブ」か、DVDディスクをインストールメディアにするときは「ISOファイル」を選びます。

(3-1)DVDディスクでインストールメディアを作成

用意するもの:DVD-Rディスク 1枚

上の画像で「ISOファイル」を選んで「次へ(N)」をクリックすると、ダウンロードが開始されます。

ダウンロード先に「Windows.iso」というファイルが保存されます。容量は約3.3GBでした。

2015-08-13_124743

ダウンロードが終わったら、DVDに書き込みます。

2015-08-13_041250

(3-2)USBメモリーでインストールメディアを作成

用意するもの:USBメモリー 1本

USBメモリーをインストールメディアとする場合、使用するメディアの選択画面で「USBフラッシュドライブ」を選びます。

ここに「すくなくとも○GB必要です」と、必要となる容量が表示されますので容量に応じたUSBメモリーを使用します。

2015-08-13_125145

USBメモリーをパソコンに挿入して、作成するUSBメモリーを選択します。

#ここでUSMメモリー内のデータは全て消去されます。

2015-08-13_125206

Window 10のダウンロードが始まります。

2015-08-13_125235

ダウンロードしたファイルにエラーがないか、チェックが入ります。

2015-08-13_130334

USBメモリーにWindows 10のインストール用のファイルが直接書き込まれます。

2015-08-13_130651

次の画面が出たら、成功です。

2015-08-13_132219

完成したDVDディスク、あるいはUSBメモリーを用いることで、以下の3つの用途に利用できます。

  1. パソコンが起動できるのであれば、起動~ログイン後に、これらのインストールメディアを挿入して「setup.exe」を実行することで、「システムを上書き」する形で、最新のシステムにアップグレードしたり、再セットアップすることもできます。
    このとき、ハードディスクに残されているファイル/コンテンツ、アプリケーションについては残したまま引き継ぐこともできますし、まっさらの状態にすることもできます。
  2. パソコンが起動できなくなった時、これらのメディアで起動させて、システムの修復を試みることができます。
  3. システムが壊れてしまい、まったく起動も修復もできない場合、これらのDVDあるいはUSBメモリーによるインストールメディアを用いて起動させることで、パソコンを”まっさらな状態に”させる「クリーンインストール」ができます。
    また、アプリは消えてしまいますが、ハードディスクに残されているファイル/コンテンツについては引き継いで再セットアップすることも可能となります。

ライセンスなど、注意すべき事項

一度、無償アップグレードを利用してWindows 7/8.1から Windows 10 にアップグレードし自動オンライン認証を済ませると、 ハードウェアに、アップグレード後の Windows 10 の使用権が登録されます。

正常に「Windowsライセンス認証」が行われていれば、今回作成した「インストールメディア」で、パソコンを起動させWindows 10のクリーンインストールが可能となります。この際、プロダクトキーの入力はスキップされ、インストール後に自動でオンライン認証が行われます。

なお、Windows 10 のライセンス認証には、元のWindows 7、8、8.1 のプロダクト キーは、もはや使うことはできません。

マザーボードを交換するなど、Windows 10 PCのハードウェア構成を大幅に変更 してしまうと、従来通り、再度ライセンス認証を行う必要があります。

#その場合、電話を用いた認証手続きを経た上で、担当者と直接電話で話をし、システム構成が変わった事を申し出た上で、OKであれば何桁もの数字を4桁ずつ聞きながら、画面上に入力する、という手順になるものと思われます。

« »