Simフリーのタブレットを2種類、外出時の業務用として使用しています。
Microsoft Surface2 4Gと、Lenovo YOGA Tablet2 Simフリーモデルです。
スマートフォンと同様に、事務所、自宅、カフェなどでは無線LANに接続し、それ以外はLTE回線を利用します。
以前もiPad、AndroidのSimフリータブレットは利用していましたが、WindowsタブレットとなるとネイティブなMS Officeが利用できるので、書面作成やプレゼン作成など、外出先でフィニッシュワークまでができてしまう点が便利この上ありません。
今回は、格安Simを、Simスロットを搭載したタブレット/ノートPCに挿して常時接続する手順を見ていきます。
SurfaceのSimスロットは、nanoSIMとなっています。
YOGA Tablet2のSimスロットは、microSIMカード対応となっています。
利用しているSIMはIIJmioのデータ通信専用カード。
どちらも元々は、Windows 8.1だったのですが、Windows 10に無料アップグレード適用済みです。
両方とも、最近のSimフリー・スマートフォンのように、回線を自動認識してすぐに接続できるわけではありません。
”APN”の設定が必要です。
指定する項目は、Simカードが送られてきた時の同梱のカードなどに記載されています。
「APN」の設定
Simカードスロットを搭載したモデルの場合、「設定」>「ネットワークとインターネット」を開くと、「携帯電話」というメニューが追加されています。
表示されている電波状況表示アイコンをタップ。
現れる「詳細オプション」をタップします。
「インターネットAPNの追加」をタップします。
プロファイル名は、自分でわかりやすい名称を。
以下、IIJmioの場合です。
APN: iijmio.jp
ユーザー名、パスワードには何も記載しません。
サインイン情報の種類=認証タイプ:PAPまたはCHAPをリストから選択します。
IPの種類:「IPv4v6XLAT」を選びます。
「保存」をタップして、設定を保存します。
「接続」をタップします。
うまく接続できない場合、設定を再度見直します。
「接続済み」と表示が出たらOK。
モバイルルーターやテザリングを用いて接続する必要もなく、スリープを解除させたらすぐにWindowsが使えるというのはとても快適です。
よそ様の会議などに参加した時に、ネットで調べものをしたり、クラウドや自宅/会社のPCに接続して資料を取り出したり、スキマ時間ができた時に、カフェでレポートを書いたり、ホームページの更新を行ったり。。。
情報の参照/ブラウジング、短文の入力ならばスマホのほうが手軽でいいのですが、情報の生産/創造作業を行うならば、まだまだPCの方が効率的。
当面の間は、タブレットとキーボードが一体化となった”2 in 1”の、Simフリー環境が、しごとでのメインのデバイスとなりそうです。