先日、出張した時、空港の売店に立ち寄ったら、ほとんど無くなってますね~、PC系の雑誌。
そういえば、コンビニでもほとんど見かけなくなってますし、大型の書店に行ってもPC雑誌/書籍のコーナーが縮小されているように感じます。
1冊だけ売れ残った週刊アスキーの「電子化記念超特大号」を買って飛行機に乗り込みました。
創刊以来の表紙が全て載っているコーナーがあって、私が寄稿した号もいくつかあって懐かしい。。。
それから電子雑誌になって2つの号がリリースされてますが、不評ですねぇ(^_^;;;。
アスキーならではの視点から、電子雑誌としての特長をうまく活かして、内容を充実していただくよう、今後の健闘を祈っているところです。
不満はありながらも便利な電子書籍
さて、私ごととなりますが、2005年ごろから、「紙断ち」を意識するようになり、ファイルの保管、会計の帳票類、見積書、請求書などを電子化するようになりました。
最近ではお客様への提案資料、報告書と、手帳と企画立案の際のノートへのなぐり書きくらいのものですね。紙を使うのは。
iPadとアマゾンのKindle対応アプリの出現で、小説やビジネス書、漫画は電子書籍として読むようになりました。
そして、iPhone 6 Plusの登場で、電子書籍を読む機会がさらに増えました。
特に、ラッシュ時の電車の中では、ネットに繋がりにくくてイライラする事も多いので、あらかじめローカルに保存しておいた電子書籍を読むことで、時間を有効に使えています。
会社、自宅のパソコン、タブレット、スマートフォンのどの端末からも読むことができるのが一番のメリットとして、一つのコンテンツを6台のデバイスで共有できるアマゾンのKindleアプリを利用しています。
雑誌などではまだ対応されていないものが多いですが、小説など文字が中心のコンテンツの場合はブックマークを付ける事ができます。
読みかけの書籍も、「同期」が働き、他の端末から開くと、最後に読んだページまでジャンプできます。
小説や漫画のように、「流れ」で読むコンテンツは電子書籍に向いており、早くから受け入れられていますが、パラパラめくりながら読む雑誌の場合はなかなか難しいものがありますよね。
せめて、ユニクロの電子チラシのように、ハイパーリンクを張るくらいのオーサリングはしてもらいたいものですが、現状の環境ではキビしいようで、今後に期待です。
これは!という記事に出会ったらスクリーンキャプチャ
現状では、残念ながら雑誌や図表の多い書籍ではブックマークすらできません。
これは!という記事に出会った時、紙の雑誌の場合、付箋を挟んだり、破って保管したりしますが、電子書籍のアプリでは、今のところは、代替えの手段が無いので、スクリーンキャプチャを用いています。
iPhoneやiPadの場合、スリープボタンとホームボタンの同時押しで画面をキャプチャ。
取得した画像にメモなどを残したい時には、Evernoteがリリースしてるアプリ、「Skitch」を用いてマークやメモなどを挿入しています。
- Skitchについて詳細はこちら(Evernoteのページです)
- Android版、Windows/Mac版もあります。
マークやメモを加えた記事の一部は、Evernoteはもちろん、各種クラウドストレージに保存したり、メールで送信したり、Facebook, Twitterで共有もできまるのが便利です。
パソコン用のSkitchも便利
Skitchは、Windows版、Mac版も用意されています。
このアプリでスクリーンキャプチャを取得後、画像のトリミング、文字、矢印、マーキングなどが簡単に行えます。
上の画像の場合、スタッフ宛てのメールに添付して、指示を出す時のものです。
いちいちメールの文面で説明する必要もなく、とてもラクです。
「スクラップ」した記事は、用途に応じて、Dropboxや、Evernote、OneDrive、OneDrive for Businessに保存して、あとで読んだり、資料として活用したりしています。
Windows版のSkitchのダウンロード、わかりやすい使い方の説明は、こちらのEvernoteのサイトをご参照ください。
#Skitchをインストールすると、Evernote本体も一緒にインストールされます。
電子書籍は、日本では、まだアーリーアダプターが受け入れ始めている段階かと。
今後のサービス/機能の充実と、端末側の技術のさらなる進歩によって、さらに便利になっていくことでしょう。