プレゼン前のリハーサルでプロジェクターとの接続チェックを行ったのに、パソコンがスリープしてしまい、復帰後に映像がプロジェクターから出ない、またプレゼン本番中にスクリーンセーバーが起動してしまったり、アクションセンターの通知がポップアップで表示されてしまったり。。。
プレゼンの内容に集中したいのに、機器のトラブルは本当に困ってしまうものです。
今回は、Windowsに搭載されている「モビリティセンター」でプレゼンモードにワンクリックで変更する機能のご紹介です。
この記事の内容
モビリティセンターでプレゼンモードに
「モビリティセンター」は従来も搭載されていましたが、Windows 10でも健在です。
「スタートボタン」を右クリックすると、Windows 10の裏メニューが表示されます。
この中の「モビリティセンター(B)」をクリックします。
または、キーボードで、「Windows + X」キーを同時に押してメニューを表示させた状態で、「B」キーを押してもOKです。
すると、下の画像のような「Windows モビリティセンター」が現れます。
「プレゼンテーション設定(P)」の「オンにする(U)」をクリックすると、プレゼンテーション実施に最適な設定になります。
*ただし、この機能、Windowsの「Homeエディション」には残念ながらありません。
「プレゼンテーション設定」でできること
この機能を「オン」にすることで、次のような設定に一発で変更してくれます。
- 電源:省電力状態にならないようにした上で、画面表示が消えないようにします。
- スクリーンセーバー:スクリーンセーバーが無効となり、プレゼン中は表示されません。
- システム通知:ポップアップメッセージが表示されないようにします。
- サウンドの設定:音量調整をこの画面で行えます。
- 背景の設定:プレゼン中独自の背景画像を設定しておけます。
項目ごとの設定
プロジェクターアイコンをクリックすると「プレゼンテーション設定」画面が出ます。
項目ごとにチェックを入れることで好みの設定が行えます。
デスクトップの壁紙にしている家族の写真などを聴衆に見られたくない場合、プレゼン時用の背景画面を別途設定しておけるのは便利かと思います。