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USB端子搭載のWifiアクセスポイントを「簡易NAS」にして、バックアップを一元管理。

USB端子搭載のWifiアクセスポイントを「簡易NAS」にして、バックアップを一元管理。

ファイル/フォルダーの共有を、小規模なオフィス内、自宅の仕事部屋などで行いたいとき、WiFiアクセスポイント(無線LANルーター)の本体にUSB端子が付いている機種であれば簡単です。

アクセスポイントのUSBポートにUSBメモリーやUSBハードディスクをつなぐと、簡易なNAS=「Network Attached Storage」として機能します。

今回は、USB端子が付いているWiFiアクセス・ポイントを簡易NAS化する手順について見ていきましょう。

1,USB搭載のWiFiアクセスポイントはどれ?

USBポート付きのWiFiアクセスポイントが対応する「簡易NAS」機能により、同じアクセスポイントに接続しているパソコン、タブレット、スマートフォンなどから、アクセスポイントのUSBポートに接続したUSBメモリーやUSBハードディスクに接続し、データの読み書きができるようになり、ファイル/フォルダーの共有ができるようになります。

Buffaloの場合、「無線LAN親機ラインナップ一覧(こちらをクリック)」で「USB端子」と記載があるものが対応しています。

USBtaiou

NECのAtermの場合、「製品比較表(こちらをクリック)」に「USBポート」と記載があるものが対応しています。

NECusb

2,USBハードディスクをNAS(ネットワーク・ストレージ)化する設定

以下、Buffalo社のWiFiアクセスポイントの例で手順を見ていきます。

まずは、アクセスポイントの背面にあるUSBポートにハードディスク、USBハードディスクメモリーなどを接続します。

続いて、管理ページにログイン。

AccessToWiFiPoint

管理ページにログインしたら、画面上部のメニューから「NAS」をクリック。

「認識できるディスクが接続されていません」という表示が出る場合、「USBデバイスの再認識」をクリック。

011BuffaloNAS

もしも、これで認識されない場合、ディスクのフォーマット形式が対応していない可能性があります。

Windowsで用いられているフォーマット形式には「FAT」または「NTFS」があります。

この簡易NASの場合、「NTFS」形式には対応していません

ディスクのフォーマットが「FAT」形式であることを確認します。もしも、NTFS形式のディスクを用いる場合には、「FAT形式」でフォーマットし直します。

ディスクが認識されると「USBデバイスディスク情報」として詳細が表示されます。

012Mounted

以上で、ディスクの準備は完了です。

3,パソコンからNASへのアクセス設定

パソコンでエクスプローラーを開いて、左ペインから「ネットワーク」を選びます。

001Network

初めて開く時、画面上部に黄色い帯が現れ、説明が表示されます。「・・・・・・。変更するにはクリックしてください・」という説明部分をクリック。

002NetworkSearchActivation

続いて「ネットワーク探索とファイル共有の有効化(T)」をクリック。

003PrivateNetwork

この場合、「いいえ、・・・」の「プライベートネットワーク」を選択。

4,NASへアクセス

Windows 8.1の場合、スタートメニューを右クリック。「ファイル名を指定して実行(R)」を選びます。

021execute

下のような画面が出たら「¥¥」(半角の¥マーク2つ)につづいてWiFiアクセスポイントのアドレスを入力し、「OK」をクリック。

022Access

すると、下の画像のように、ネットワーク・フォルダーのアイコンが表示されます。

このフォルダーの中にファイルを置いておくことで、同じアクセスポイントに接続しているデバイスからファイルの読み書きができるようになります。

023NetDrive

このアイコン上で右クリックをして「ネットワークドライブの割り当て(M)」を選び設定をしておくと便利です。

024Zdrive

「ドライブ(D):で好みのドライブレター(アルファベット)を選び「完了」をクリック。

025NASdrive

この例の場合、エクスプローラーの左ペインに(Z:)というネットワーク・ドライブが追加されます。パソコンに内蔵の「ローカルディスク(C:)同じようにファイルの読み書きが簡単にできるようになります。

私の自宅の仕事部屋の場合、3TB x 4台のディスク=12TBを一つのボリュームとして扱えるボックスを用いて、音楽、動画、写真データの他、全てのパソコンのバックアップを保管しています。

IMG_6690

日常業務の「アクティブ・ファイル」の共有にはDropboxやOneDriveなどのクラウド・ストレージが便利です。

一方、パソコンのトラブルに備えて、重要データのバックアップ、パソコンのシステムのバックアップを取るようにしたいものですが、バックアップ・データは容量が大きくなりがちで、クラウド・ストレージでは、速度/費用面で、管理には厳しいものがあります。

今や、パソコンを何台も使い分け、タブレット、スマートフォン、デジタルカメラなど、複数のデバイスを一人で何台も取り扱うようになると、重要なデータが分散して管理が大変です。無線LANで繋がった状態で気軽にアクセスできる「データの置き場」として、一元的に集中させることで管理もシンプルになります。

「NAS」、とても便利です。オススメです。

本来、NASは単体の機器として販売されており、オフィスでグループでのファイル共有、システムバックアップなどで、とても重宝します。

しかし、少人数や家庭で利用する場合、多少パフォーマンスは落ちますが、この「簡易NAS」でも十分に使えるのではないかと思います。

(参考)USBハードディスクをみんなで共有:バッファロー

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