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陸運局での中古車の名義変更手続きを自分で行い,手数料5万円を節約した手順のまとめ

陸運局での中古車の名義変更手続きを自分で行い,手数料5万円を節約した手順のまとめ

会社の車のエアコンが故障していることに気づいて、電装専門の工場に持ち込んで点検~見積してもらった所、メインとなるコンプレッサーだけでなく全て交換する必要があるということで、見積がが25万円。

丸12年経過している車であるため来年度から登録13年超の経年車となることに。そうなると自動車税が約15%割り増しとなってしまうこともあって、取り急ぎ中古車に乗り換えておこうと思い立ったのが2017年3月23日。年度末のことです。

今回は、年度末の慌ただしい中、経費節減のために車の名義変更、登録手続きを自分で行って、手数料として5万円ほどかかる所を節約してみた顛末です。

希望ナンバーは間に合わず

今回こそ「希望番号申込サービス」で好みの番号のナンバープレートにしたかったのですが4日程時間が必要ということで、あきらめました。ちなみに私の管轄の陸運局での交付手数料は4,200円です。(前後2枚:普通乗用車用)

今回の手続きで一番時間がかかることになり、諦めざるをえなかったのがこの”希望ナンバー”の申し込み手続きとなりました。真っ先に動くべきだった事が反省点です。

とは言え、新しいナンバープレートを取得後でも別途申請し、手続きを踏めばいつでも好みのナンバーに替えられるので、取り合えずはいいかなと。

現車チェック~購入

ネット(カーセンサー)で候補となる車を絞り込んでショップに連絡。
費用を安く抑えたいから手続きは全部こちらで行うことでもOK、ということを事前に確認。

翌日、3月24日(金)に現車を見に90kmほど離れたショップへ。

エアコンもちゃんと効いてますし、値段の割には状態が良いので即決。

さて、この車はすでに車検は切れている状態。なのでナンバープレートはついていません。一時抹消手続きが取られているので「登録識別情報等通知書」という車検証そっくりの書類が発行されている状態で、名義はカーショップのオーナーとなっています。

契約書にサインして、その場でスマホを使ってネット経由で振込完了。
ショップには「予備車検」を通しておいてもらうことにしました。

予備車検

さて、「予備車検」とは、ナンバープレートが取り外されている状態、すなわち管轄の陸運局において「一時抹消 」手続きが取られている状況の車に、”仮ナンバー”を取り付けて陸運局に持ち込んで、車検 だけ通しておくことです。検査に合格すると「自動車予備車検証」という書類が発行されます。

予備車検を行うには、”仮ナンバー”を取り付けて陸運局に持ち込む必要がありネットでの予約も可能です。この手続きまでを自分で行うのは実質的に無理なので、ショップにお願いしました。この費用として18,000円を支払いました。

年度末の混み合う中、3月27日(月)に「自動車予備車検証」を取得してもらい、「譲渡証明書」と共にレターパックで送付してもらい、翌日28日(火)に書類を受け取ることができました。

 

車庫証明

まずは「車庫証明」を取得しておくことに。
初めての場合、自分の所轄の警察署を確認しておきます。全国の管轄区域がこちらのPDFファイルで確認できます。

申請の書式は所轄の警察のホームページからダウンロードできます。
私の所轄の埼玉県警ではExcel形式のフォーマットがあり、PCでの入力が可能でした。PDF形式の場合、手書きで記入します。

借りている駐車場の管理会社が土曜日も営業していたのですぐに用意することができました。

保管場所が貸し駐車場で普通車の申請の場合、必要な書類は次の4点です。

  1. 自動車保管場所証明申請書(別記様式第1号)
  2. 保管場所標章交付申請書(別記様式第3号)
  3. 保管場所使用承諾証明書:駐車場の貸主に記名・捺印をしてもらいます。
  4. 保管場所の所在図・配置図:貸主が事前に用意してあれば貰います。無ければ地図を自分で描きます。

他も同様だと思うのですが、申請から証明書を受け取るまでに中2日必要です。例えば、金曜日に申請した場合、土日は除かれるので受け取れるのは翌週の水曜日になってしまいます。

私の場合、3月27日(月)に申請できたので30日(木)に受け取ることができました。年度末ギリギリです。

仮ナンバー/自賠責保険

購入する車にはまだナンバーがついていません。なので公道を走らせる訳にいきません。
そこで最寄りの役所に仮ナンバーを借りにいきます。必要なのは以下の通り。

  1. 自賠責保険証明書(ナンバーを借り受ける期間有効なもの)
  2. 車検証・一時抹消登録証・登録事項証明書のいずれか(コピー可の所もあり)
  3. 印鑑(認印でOK)
  4. 申請費用:さいたま市では750円でした。

自賠責保険に対応する最寄りの営業所、代理店を探します。仮ナンバーでの走行に合わせた5日間だけ有効な自賠責保険もありますが、どうせ加入は必要ですので車検の有効期間よりも長めということで25カ月有効のものに加入しておきます。

最寄りの役所の窓口で、申請書をもらって記入し提出すると免許証の提示を求められ、番号を控えられました。有効期間は最長で5日間です。

これにより、臨時運行許可証と、仮ナンバープレートを受け取って、車を迎えにショップに向かうことができます。

旧車の一時登録抹消、新規購入車の登録

3月30日(木)、車庫証明を警察署に取りに行った足で、新たに購入した車を受け取りにショップに向かいます。

この時、必要なのが以下の2点です。

  1. 印鑑証明書2通(旧車の一時登録抹消用、新規購入車を譲り受けるため)
  2. 実印

旧車の一時登録抹消手続きのために、ショップで用意してもらった「譲渡証明書」に記名と実印を押します。この実印が本物であることを証明するために「印鑑証明書」を添付するわけです。ショップには翌日31日までには必ず登録抹消手続きを完了してもらうよう念押ししました。そうでないと、年度をまたぐことになり、5月ごろに自動車税の振込用紙が送られてきてしまうからです。

印鑑証明書は、マイナンバーカードを所持していればコンビニで発行ができるので便利ですね。

旧車のETCカードなど忘れ物が無いか、車内をくまなく確認。

新たに購入する中古車を譲り受けるための「譲渡証明書」、「リサイクル券」、「マニュアル」などと鍵を受け取って”仮ナンバープレート”を車の前後にネジ止めして、陸運局へ自走します。

ガソリンがスカスカなのでまずはスタンドに立ち寄ります。

陸運局:申込手続きの順序を確認

陸運局に到着です。入口にある案内看板に申請手続きの順序と、それぞれの窓口の案内がありました。

今回の場合、「3、移転登録(名義変更)」で「ナンバーが変わるもの」となります。

まずは発券機で番号札を。3月30日(木)という年度末。午後の1時相当混み合っています。71人待ちでした。自分の番が来るまで45分ほど待ちました。

初めての場合、待っている間に「行政相談/総合案内」の窓口で、準備してきた書類、記入事項に漏れがないかをチェックしてもらうのがおススメです。

今回は12年ぶりなので忘れていることだらけ。足りない申請書類があれば渡してくれて、記入すべき所に印をつけてくれたりします。
何よりも自分の順番が来てから書類不備を指摘されると時間のムダですよね。

  • なお、自分で書類を書くのが面倒だったり苦手だったりする場合、「代書」の窓口で3,000円程の手数料を払って申請書類を全て入力して貰うという方法もあります。

今回の手続きでは次の順番で窓口を回ります。

  1. 登録関係申請受付窓口
  2. 登録関係交付窓口
  3. 自動車税・取得税申告
  4. ナンバー交付

最初の「登録関係申請受付窓口」では以下の書類を提出します。

  1. 手数料納付書(印紙販売窓口で700円の印紙を購入し”印紙貼付欄”に貼ります。)
  2. 申請書 第1号様式(OCRで機械読み取りを行うので鉛筆で記入。署名欄はボールペンで)
  3. 登録識別情報等通知書
  4. 自動車予備検査証
  5. 譲渡証明書
  6. 印鑑登録証明書
  7. 車庫証明

窓口の係員が手際よく書類をチェックし、漏れがなければ番号札を渡されてその場で待機。

20分ほど待って「登録関係交付窓口」で番号で呼ばれたら書類一式(この中には新しい車検証も含まれています)を受け取って次の窓口へ移動します。

「自動車税・取得税申告」窓口では「自動車重量税納付書」に記入し、車の重量に応じて一律で定められた税金の納付金額を窓口で確認して印紙を購入し、納付書に貼り付けて提出します。

すでに窓口ではナンバープレートが用意され取り付け用のネジ、封印用の金具をくれます。ナンバープレートの手数料は1,480円でした。

取り付けはドライバーで。プラスでもマイナスでもどちらでも大丈夫ですが大きめのものがいいでしょう。持参していなかったら窓口で借りることもできます。

駐車場に戻って仮ナンバーを取り外して、新しいナンバープレートをネジで取り付けます。後部ナンバーの左上には封印用の金具を取り付けておいて、制服を着た係員(埼玉では青い制服でした)が回ってくるのを待ちます。

係員の方が栄光の「埼」の字付きの封印をしてくれたら作業終了。
同時に、その場で新しい車検証を受け取ります。

年度末の混んでいる時だったのに、陸運局に到着してから新しいナンバーを取り付けて帰るまでには75分程かかりましたが、空いている時であればかなり早く終わってしまうのではないかと思います。

最後に

自分で足を運んだ書類取得/申請関連の窓口をまとめると次の通りとなります。

  1. 警察署:車庫証明
  2. コンビニ:印鑑証明書
  3. 保険代理店:自賠責保険
  4. 区役所:仮ナンバー、臨時運行許可証
  5. 陸運局:車検証、ナンバープレート

1、2、についてはいずれにしても自分で申請手続きを行う必要がありますが、普通にカーショップで中古車を購入すると、3~5の手続きについてはショップ側で行ってもらうことになります。

今回が2度目の手続きとなりましたが、扱う書類が多く、いくつもの窓口に申請/手続きをしなければならず、かなり面倒であることを改めて体験しました。

ショップによっても異なることでしょうが、今回購入した中古車の、税額、自賠責保険額などの法定費用以外の登録申請手続きに関するショップの見積は、5万円ほどでした。

仕事を休んだりして平日の昼間に時間を作って、これだけの手間をかけるのは一般的には難しいかな、と思いますが、今回は予定外の出費を抑えるために手間と時間を使ってみました。

 

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