スマートフォンをPCのように使う。ワークスタイルを大きく変貌させる「Windows 10 Mobile」

マイクロソフトでは、2015年4月29~5月1日にサンフランシスコで開催された「Build 2015」でWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォンを、PCのように使用できる新たな「Continuum」機能を発表しています。

そして、ドイツ・ベルリンで2015年9月4日~9日の日程で開催の「IFA 2015」(国際コンシューマ・エレクトロニクス展」に向けて、Acerがプレスカンファレンスを実施。数ある新製品の紹介の中で、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「Jade Primo」を披露。外部ディスプレイに出力できる機能「Continuum」のデモを行っています。

iPhone, Androidに先行されているスマートフォン市場へのMicrosoftの参入は、私たちのワークスタイルをも変えてしまうのかも知れません。

このスマートフォンをディスプレイ・モニターに接続されたドッキングステーションに装着することで、PCのような画面でMS Exelのスプレッドシートを表示したり、キーボードとマウスでシートを編集したり、写真やマップを大画面で参照したりするデモが行われています。

この「Continuum」機能、従来のWindows対応のソフトが何でもかんでも動くというわけではなく、いわゆるWindowsストアから入手/購入できる、スマホでもタブレットでもPCでも利用できる「ユニバーサル・アプリ」が動くというもの。

現状、Windowsストアから入手/購入できるWindows版のユニバーサル・アプリは、イマイチの状態にありますが、先だって公開された「Word Mobile, PowerPoint Mobile, Exel Mobile」を皮切りに、ますます充実していくことでしょう。

クラウド(OneDrive)に格納したファイルを用いてプレゼンテーションをスマートフォン1台で行ったり、会議中にクラウドの中から関連資料を引っ張ってきて、会議用の大画面モニターで提示したり。。。

外出先、移動中に下書きしておいた文書を、オフィスや自宅でキーボード、マウス、ディスプレイ・モニターに接続して仕上げることもできるようになったり。。。

最初のうちは、いろいろと試行錯誤が必要となりそうですが、Windows 10になってできることが、ますます広がり、私たちのワークスタイルも大きく変わっていくことになりそうです。

 

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