2014年11月、日本においてもGoogleが提供するChrome OSを搭載するパソコン(ノートPC)Chromebookが開始となりました。
Googleが提供するサービスには、メールサービスのGmail、カレンダー、Officeツールなど、仕事に役立つツールが豊富にそろっています。
WindowsでもMacでもWebブラウザーであるGoogle Chromeを用いれば、これらのサービスが便利に利用でき、さらに「Webストア」には、他のクラウドサービスや、オフライン(インターネットにつながらない状況)でも使えるものも含めて、豊富なアプリが用意されています。
このGoogle Chromeだけが動くようにしたパソコン、それが、正に「クラウド・パソコン」とも言えるChromebookです。
起動はほんの数秒で完了。
軽快に動作し、パソコンが重くてなかなか起動しないという、煩わしさがありません。
現在、3万円台で入手でき、2015年には1万円台のものも出てくることが予想されています。
このパソコン、Webブラウザーベースですから、インターネットに繋がった状態で利用するのが前提となっています。しかし、オフラインであっても、全く使えないわけではなく、範囲は制限されますが、利用可能なように工夫がなされています。(対応するアプリも数多く用意されています。)
私の場合、このChromebookに搭載されているOS=Google Chrome OSのオープンソース版であるChromium OSをノートパソコンに入れて利用しており、普段メインで使うPCはこれにして、どうしてもつかわなければならない時だけWindowsやMacのPCを使うようになりました。
<参考>Windows XPパソコンにChromium OSをインストールして再利用する~Chromebookを作ってみよう~
何よりもすぐに起動し、軽快に動くこともあり、オフィスでも出先でも、メールを含めて、文字を入力することが中心となる作業は、このPCで行い、必要な時だけ、文書やプレゼンなどの仕上げの時だけMacやWindows PCを使うなど、うまく使い分けをしていくことで作業効率の向上が図れるものと思います。
<参考記事>