Microsoft Office 2016ですが、Office 365ユーザー向けに先行してリリースされていたMac版に続いて、2015年9月22日にWindows版もリリースされました。
弊社では1ユーザあたり月額900円で利用できる「Office 365 Business」に契約していますが、これにより、最大5台のPC/Mac, さらに最大5台のタブレット/スマホで最新のMS Officeが利用できます。
早速、Windowsにも入れてみました。
Windows版 MS Word 2016
「2003」から「2007」にアップグレードした時には、かの「リボン」と言われる上部メニューに大きな違和感を覚えたものですが、「2010」、「2013」そして今回の「2016」へとアップグレードされたことで、さらに洗練されてきたなぁ、というのが個人的な印象です。
グループで協調作業を行う際に、複数名での同時編集が可能に。
この機能は会議、打ち合わせの際にも威力を発揮しそうです。
Mac版 MS Word 2016
下の画像はMac版のものですが、Windows版とメニュー構成がほぼ同じ。
Web版もユニバーサルアプリ版も、全て同様なメニュー構成となっているため、使いやすく、戸惑う事がありません。
Windows版が「2010」の頃にリリースされたMS Office for Mac 2011(下の画像)は、メニュー構成がWindows版と全く違い、かなりゴチャゴチャして、とても使いづらい状況にあったので、個人的にはとても嬉しく思っています。
もはや、PC/Mac版だけでなく、MS Officeは大きく広がりを見せています。
- 無料でありながら、かなりの事ができるWeb版となる「Office Online」
- iOS版、Android版
- さらには、Windowsストアから入手でき、10.1インチ未満のデバイスなら無償で利用できる”ユニバーサルアプリ”「Office Mobile apps for Windows 10」(*リンク先はWord Mobile)
- そして近々リリース予定の「Windows 10 Mobile」に合わせて出てくると思われる「Office Mobile for phones」
タブレット、スマホにいたるまで、いつでも、どこでも、MS Officeが使える時代です。
気になる価格は
パッケージ版の価格は従来とほぼ同じ。
それに比べて、Office 365の場合、家庭向け/法人向け両方のプラン共に、複数台で利用すれば、かなりオトクになっています。
家庭向けラインナップ
法人向けプラン
Office 365ならアプリの管理も簡単
Office 365に契約している場合、アプリの管理も簡単です。
「Office 365の設定」>「ソフトウェア」メニューで、ソフトウェアのインストール/管理ができます。
前述の通り、弊社では、「Office 365 Business」(1ユーザあたり月額900円)を利用しているのですが、各自PC/Macは5台まで、MS Officeの最新版を利用できます。
PCが古くなったりしてMS Officeを使わなくなったら、管理画面で「非アクティブ化」ボタンをクリックするだけでライセンスを無効にできて、新しいPC/Macのライセンスとして使えます。
従来のパッケージ版の場合、新しいバージョンを利用したい場合、新版がリリースされるたびに、買い替えをする必要がありました。一方、Office 365の場合、アップグレード料金は不要で常に最新版を利用できる、というのも利点です。
さらには、オンライン・ストレージ「OneDrive」を1TBもの容量を利用できるというのも魅力です。
#法人向けの「OneDrive for Business」は、まだ使い勝手が良くないのですが、日々改善が図られているようです。