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2台以上パソコンをインターネットにつなぎたいとき、古いモデムの場合は、「ルーター」の追加が必要な場合があります

2台以上パソコンをインターネットにつなぎたいとき、古いモデムの場合は、「ルーター」の追加が必要な場合があります

増員に伴いパソコンを追加したい、という事務所様からご連絡をいただき設置にお伺いしたところ。。。

すでに2台接続しているパソコンのうち1台が全くインターネットにつながらないとのこと。

j:comのブロードバンドをご利用で、モトローラ製のモデムにバッファローの「ハブ」がつながっており、2台のパソコンがLANケーブルで接続されている状況。

モデムにもハブにもルーター機能が無い状況

背面をみてみると、ケーブル回線の入力と、LANケーブルの口がひとつだけ。早速、このモトローラーのモデム「SB5101J」についてネット検索してみると、2010年あたりにリリースされている機種で、後述の「ルーター機能」が搭載されていません。

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一方、モデムと接続されていたバッファローのハブについても調べてみると、やはり「ルーター機能」が搭載されていません。

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残念ながら、このように、どちらの機器にも「ルーター機能」が無い場合、2台以上のパソコンをインターネットに接続させることはできません。

「ルーター」、「ハブ」とは?

ルーターとは、「コンピュータネットワーク上で、データを2つ以上の異なるネットワーク間中継する通信機器」・・・と言っても分かりにくいですよね。

小規模オフィス、家庭では、何本もインターネット回線を敷くわけにはいきません。費用がかさむからです。1本のインターネット回線を、数名/数台で一緒に使えるようにするために、まずは必要となるのが「ルーター」です。

ところで、オフィス内、家庭内で2台以上のパソコンを接続して利用することをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)と呼びます。

2つ以上の異なるネットワーク、すなわちインターネット(WAN)と、このLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)の間で、データの交通整理を行う役割を担うのが「ルーター」です。

一方、LANケーブルの”口”を増やすときに用いるのが上の写真の「ハブ」となります。

#最近では、ケーブルを使用しなくても何台ものパソコンを繋げられる「無線LAN」が普及しており、ハブを用いることが少なくなってきました。

今回のケースでは、通信サービス提供会社であるj:comのインターネットを4年以上利用しており、契約時に提供された機器が旧いものになってしまっているわけですね。

最新の機器は?

最近では、各通信サービス会社(プロバイダー)から供与される通信機器のほとんどは、ルーター機能はもちろん、ハブも搭載されているものとなっています。さらには、光電話、無線LANなども一体化されているものもあります。

#プロバイダーによっては、古くなった機器を最新のい機器の交換に応じてくれることもあるようです。プロバイダーのホームページを確認するか、サービス窓口に電話で相談してみるといいでしょう。

解決策は?

「無線LANルーター」がオススメです。
(ほんの一例です。)

通常、「無線LANルーターには」、LANケーブルの接続口もついていますので、無線LAN(WiFi)を使用したくない場合、有線での利用も可能です。

「無線LANルーター」を、追加で購入したら、付属のケーブル(通常のLANケーブルと一緒です)で、モデムと接続します。差し込み口は、「INTERNET」などと書かれている口で、通常、ひとつだけ他とは色が違うものとなっています。

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#購入の際に気をつけるべきことは、必ず「ルーター」という文字が含まれているものにする点です。中にはルーター機能が無い、「無線LANアクセスポイント」機能しかない機種もありますので注意が必要です。

設定の注意点は?

今回のケースのように、ブロードバンド・モデムにルーター機能が無い場合には、背面の切り替えスイッチで「ROUTER」にしておくのがオススメです。

AutoRouterBridgeSwitch

メーカーの説明書には詳細な説明を省くために「AUTO」にするように書かれている事がありますが、「ROUTER」にしておく事で、いらぬトラブルを回避できるかと思います。

「AUTO」の場合、電気のブレーカーが落ちた時にトラブルが起きることがあります。

このトラブルは、弊社のお客様で、インターネットにつながらなくなった、という場合の原因の一つともなっています。

「AUTO」の場合、まずはブロードバンド・モデムが再起動し、インターネットに接続されてから、ルーターを起動させる必要があります。

先に無線LANルーターが起動してしまい、ブロードバンド・モデムが遅れて起動してしまうと、正しく動作しない場合があります。

なお、機種によっては、このような切り替えスイッチがついていないものもあり、背面の「Mode」スイッチで設定変更を行わなければならない場合があります。

このような機種の場合、ブレーカーが落ちた時、再び通電したら、無線LANルーターのモードが変わってしまう事があります。このような場合には、「Mode」スイッチで設定を戻す必要があり面倒です。

上の写真のように、切り替えスイッチが付いている機種がオススメです。

まとめ

今回は無線LANルーターを追加させていただき、3台のパソコンがインターネットにつながるようにしました。

また、パソコンと離れて設置されている複合機は3mもあるUSBケーブルで接続されていたのですが、この複合機、無線LAN対応だったので無線で接続。従来は1台のパソコンで印刷/スキャンをしていましたが、無線で全てのパソコンで可能なように。

配線も少なくなり、かなりスッキリさせることができました。

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