UltraWideディスプレイで、Chrome OSの中にWindowsを表示して、両方を同時に使う。

前から狙っていた「ウルトラワイド」ディスプレイを購入しました。

いわゆる”クラムシェルモード”で常時稼働のWindowノートPCのデスクトップをChrome OSの中で表示させて、両方を同時並行で使えるようにするためです。

解像度は2,560 x 1080。21:9という横にとても長いものとなります。

Windows 10をChromeリモート デスクトップで表示させて、解像度を1400 x 1050にして、いつでもWindows 10を使えるようにしてみたところ、かなり快適。

いきなりWindows断ちはできないので、”減Windows”しようと思い立っているところなのですが、必要となった時にすぐに使える安心感ということでストレスも軽減できそうです。

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リーズナブルなスタンダードタイプ

購入したのはLGの”29UM58-P”というモデル。

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思っていたよりも箱はコンパクト。ヤマト郵便のドライバーさんは片手に抱えて持ってきて、とても軽快な動きだったのは少し驚きでした。

このシリーズには25/29/34インチという3つのサイズ、スタンダード/エンターテイメント/カーブ/プロフェッショナルというグレードによる、豊富なバリエーションがそろっています。

今回購入してみたのは、サイズは29インチで幅70.3 x 高さ41.4 cmの”スタンダード”タイプ。

このグレードでは、スピーカーは内蔵されていないので、サウンドの再生には、別途スピーカーかヘッドフォンを接続します。

”スタンダード”は、映画鑑賞/ゲームには不向き

21:9というアスペクト比は、いわゆる映画の”シネスコ”サイズの2.35:1に近い比率。

映画コンテンツの再生を試してみようということで、試しにAmazon Primeビデオでジュラシック・パークを再生してみました。(シネスコサイズではないのですが)

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Chrome OSでもフルスクリーンにして映画の再生は無理なく行えます。

しかし、動きのあるシーンになると、描画の遅れが目立ちます。

視れなくもないですが、画質などにこだわる方にとっては鑑賞に耐えないことでしょう。

おそらく動きのあるゲームも無理だと思います。

エンターテインメント用途の場合には、最低ランクの”スタンダード”は止めておいた方がいいでしょう。

上位機種にすべきです。

仕事で使うなら、とってもリーズナブルな”スタンダード”

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仕事の席の目の前にウルトラワイドな画面は、やはり迫力があり、Asus Chromeboxの高精細な風景画がデスクトップに拡がる光景には感動を覚えます。

映画コンテンツの再生には、画面の明るさがとても重要ですが、パソコンにつないで目の前でこのモニターを使うには眩しさ/チラつきを感じてしまいます。ブルーライト、大丈夫かなぁ・・・とも思えてしまいます。

画面調整は、画面中央下部の「LG」ロゴの下の方にあるボタン型ジョイスティックで行います。

工場出荷状態で消費電力を計測すると30w。

輝度を50%程度に落とすことで、20wに落とすことができています。

目の負担が軽減できるよう、細かい調整をジョイスティックボタンひとつで行うのは、やはり大変なのですが、こればっかりは慣れるしかありません。

Chrome OS中心に、Windowsを真横に置ける安心感

私の場合ですが、画面半分左側にChromeリモート デスクトップでWindowsノートPCのリモート操作画面が表示させています。

画面サイズは約半分の1400 x 1050。その右側でChromeアプリを使います。

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これで、WindowsノートPCはよほどのトラブルでもない限り、”クラムシェル”で蓋を閉じっぱなしにしておいて、マウス&キーボードも持ち替えることなく、すぐに切り替えながら使用できます。

Chrome OS上で入力した文字をコピーしておいて、Windows側に貼り付けることも簡単。

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従来は双方のウィンドウが重なっていたのですが、そんな煩わしさが消えました。

作業効率が格段に上がります。

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