HDMIポートが付いているプロジェクターならば、Chromebitを直接挿して使用することができます。
ChromebitにはUSBポートが一つだけついています。タッチパッドと一体になったワイヤレスキーボードを用いているのですが、小さな”ドングル”をUSBポートに挿すことで、ケーブル無しで使えるのがとても便利です。
たとえChromebitがハングしてしまったとしても、電源コードを抜いて挿し直して5秒待てばすぐに復帰してくれるのも大きな利点。
Microsoft Officeで作成されたファイルを開いて表示させることもできます。複雑なレイアウトのものは表示がくずれてしまうこともありますが、予めPDFファイル形式で保存しておけば大丈夫。
会議、プレゼンでChromebitを活用する様子をご覧ください。
ワイヤレスキーボードが便利
プロジェクター本体のHDMIポートにChromebitを直接挿しています。
その先端のUSBポートに、ワイヤレスキーボードの”ドングル”を挿しています。
この「Logicool ロジクール ワイヤレス タッチキーボード K400pBK」にはタッチパッドが一体となっており、マウスのように使用できます。
単3乾電池2本で動作します。
紛失しがちなUSBドングルは、電池の蓋部分に収納することができるようになっています。
キーボード本体の背面部分に電源スイッチがあります。
煩わしいケーブルがないので、発表者にこのキーボードを渡すことで、時間をロスすることなく会議/プレゼンができます。
もしもの時にも対応が簡単
Windows PCの場合、システムの更新が入ったりすると動作が緩慢になったり、ひどい時にはハングしてしまったり。そんな時には再起動をかけるわけですが、復旧するまでに数分もの時間を要してしまうことも。
ふだんのデスクワークでは、PCの起動時間についてはさほど気にはならないのですが、プレゼン中、会議中にPCの再起動が必要になった時の、あの”空気”、私には耐えられません。
Chromebitには電源スイッチはありません。電源ケーブルを接続したら即座に起動し、5秒たらずでログイン画面に復帰します。
MS Office文書の参照、編集も可能
ChromebitはWindowsやMacとは違って、基本的にWebブラウザーのGoogle Chromeだけが動くGoogle Chrome OSで動作します。したがって、Micorosoft Officeをインストールすることはできません。
しかし、MS Officeで作成されたファイルは、Google Chrome上で開いて表示、編集することができます。
プレゼンで頻繁に用いられるPowerPointで作成されたプレゼンも、表示させることができます。
もちろん、修正、編集なども可能です。
フル画面表示にしてプレゼンテーションを行うことも可能です。
レイアウトが崩れてしまう事が心配な場合、PDF形式で保存しておけばいいでしょう。誤って編集されてしまうことも防げます。
会議資料はGoogleドライブ上に格納
会議資料は、Googleドライブ上の共有フォルダーに各自が格納しておけば、すぐに会議が始められます。
MS Officeの出番がめっきり減りました
以上のようにして、しばらく続けていくと、Googleドライブ/ドキュメントの便利さが理解できて、社内の資料作成にはMS Officeを使わなくても充分、と思えるようになってきました。
お客様など、外部に資料を渡す時には、それぞれWord,Excel,PowerPoint形式でダウンロードすることで簡単に形式変換ができてしまいますし。
もちろんPDF形式で保存することも可能です。
最近ではMicrosoft Officeの出番はめっきり減りました。マクロが用いられているスプレッドシートを開く時、Googleスライドではレイアウトが崩れてしまう、凝ったレイアウトのプレゼンを開いてPDF形式に変換する時、そして、報告書や論文などを製本して印刷するときなど、特殊な作業を行う時にしか使わなくなってきました。